結婚相談所のプロフィールで会員の皆様が一番時間をかけるのは写真選びですが、実際にお相手が申込むかどうかを最後に決めているのは自己PR文であることが少なくありません。写真をきっかけに立ち止まっていただいた後、自己PR文を読んで会ってみたいと感じていただけるかどうかが、申込みに進むかどうかの分かれ道になります。写真だけを整えて自己PR文を後回しにしてしまうと、せっかくの写真の魅力が十分に伝わらないまま終わってしまうこともあります。今回は写真とセットで見られている自己PR文について、読まれる文章にするための考え方を整理してご紹介します。
自己PR文が申込率を左右する理由
お相手はプロフィール写真をきっかけに立ち止まり、その後に自己PR文を読んで申込むかどうかを判断しています。写真だけでは分からない人柄や暮らしぶりが自己PR文に書かれているかどうかで、同じ写真でも受け取られ方が大きく変わります。逆に言えば、写真に強い自信がなくても、自己PR文で人柄が伝われば申込みにつながる可能性は十分にあります。プロフィールは写真と文章の両方で一つの印象を作っているものとお考えください。どちらか一方だけを丁寧に仕上げても、もう一方が簡素なままでは、お相手の頭の中で人物像がうまく結びつきません。写真で好印象を持っていただいたのに、自己PR文が数行だけで終わっていると、お相手は申込みを迷った末に見送ってしまうことがあります。反対に、写真の印象が控えめでも、自己PR文から人柄が伝わってくると、会ってみようという気持ちにつながりやすくなります。
ありがちなNG例
自己PR文でつまずきやすいパターンにはいくつか共通点があります。ここでは代表的な三つの傾向を見ていきます。
自慢が強すぎる文章
年収や役職、学歴、住んでいるエリアの家賃相場などを並べるだけの文章は、実績のアピールにはなっても人柄が伝わらず、お相手との距離を感じさせてしまいます。条件面の情報はプロフィールの別項目で確認できることが多いため、自己PR文の中でまで重ねて強調する必要はありません。
ネガティブな表現が多い文章
婚活への焦りや過去の恋愛への不満、これまでうまくいかなかった経験をそのまま書いてしまうと、読んだ側は前向きな気持ちになれません。率直さは大切な資質ですが、自己PR文はこれから出会う相手に向けた最初の言葉であることを意識していただけると、書く内容も自然と変わってきます。
抽象的な表現ばかりの文章
優しい性格です、一緒にいて楽しい人間ですといった言葉だけで終わる文章は、どんな優しさなのか、何をして楽しいのかが伝わらず、印象に残りにくくなります。同じような言葉で書かれたプロフィールが並ぶ中では、抽象的な表現だけの文章はどうしても埋もれてしまいます。
会ってみたいと思わせる具体性の入れ方
抽象的な言葉を具体的なエピソードに置き換えるだけで、自己PR文の印象は大きく変わります。例えば優しい性格ですで終えるのではなく、後輩の相談によく乗る、実家の両親と週に一度は連絡を取っているといった具体的な場面を添えることで、読んだ人の頭の中に情景が浮かびます。趣味についても読書が好きですで止めず、最近読んだ本のジャンルや、休日に立ち寄る書店の名前まで書くと、共通点を見つけたお相手が声をかけやすくなります。
数字や固有名詞は具体性を高める良い材料です。習い事を始めて何年になるか、休日はどのエリアで過ごすことが多いか、平日はどのくらいの時間に仕事を終えているかなど、事実に基づく具体的な情報を一つか二つ添えるだけで、文章全体の説得力が増します。すべてを詳しく書く必要はなく、印象に残るエピソードを一つ丁寧に描くだけでも、読み手の記憶に残りやすい自己PR文になります。エピソードを選ぶときは、自分にとって特別な出来事である必要はありません。休日の過ごし方や仕事帰りの習慣など、普段の暮らしの中にある具体的な一場面で十分です。
自分の強みが分からないときは客観視から
自己PR文を書こうとしても、自分の強みが何なのか分からずに手が止まってしまう方は少なくありません。そのようなときは、いきなり文章を書き始めるのではなく、まず自分自身を客観的に見つめ直すところから始めることをおすすめします。QUEENS Marriage Designではあなたの婚活タイプ診断を無料でご用意しており、五分程度の質問に答えるだけで、婚活における自分の傾向や大切にしている価値観を整理することができます。診断は匿名でも受けていただけますので、気負わずに試していただけます。診断結果を読み返すことで、自分では当たり前だと思っていた考え方や行動が、実は自己PR文の材料になると気づくことも多くあります。
男女で響く自己PR文の違い
自己PR文で伝わりやすい内容には、男女で少し傾向の違いが見られます。女性の場合は人柄が具体的に想像できる文章が好まれる傾向にあります。家族や友人との関わり方、仕事での丁寧な姿勢、日々の小さな習慣など、日常の一場面が伝わる内容は安心感につながります。男性の場合は生活力や将来設計が具体的に伝わる文章に関心が集まりやすい傾向があります。仕事にどう向き合っているか、家事や家庭生活にどのくらい関わる意思があるかなど、結婚後の暮らしを想像できる情報が響きやすいといえます。もちろんこれは一つの傾向であり、書き手ご自身の個性を大切にしていただくことが前提です。型に当てはめようとするより、自分らしい言葉で具体的に書くことを優先してください。
書いた文章はカウンセラーの添削で仕上げる
自己PR文は一人で完成させようとせず、第三者の目を通すことで格段に読みやすくなります。自分では当たり前だと思っている経験でも、他人から見れば魅力的な個性であることは珍しくありません。QUEENS Marriage Designのカウンセラーは、結婚相談所業務での実務経験をもとに、書いていただいた自己PR文を客観的な視点で確認し、伝わりにくい部分や誤解を招きかねない表現があれば具体的にお伝えしています。文章の書き方に迷ったときや、一度書いた自己PR文を見直したいときは、無料カウンセリングでご相談いただくことも可能です。LINEでのご相談から始めていただくことも可能ですので、思い立ったときに気軽にお声がけください。
自己PR文は特別な文章力がなくても、具体的な事実を積み重ねることで確実に伝わりやすくなります。今の自分を実際より大きく見せようとする必要はなく、日々の暮らしや考え方をそのまま言葉にすることが、結果として一番伝わる自己PR文につながります。写真と自己PR文の両方に目を配ることで、プロフィール全体の印象は着実に整っていきます。一度書いて終わりにせず、活動を続ける中で少しずつ書き直していくものだとお考えいただくと、気持ちも楽になるかもしれません。焦らずご自身のペースで、少しずつ言葉を整えていっていただければと思います。