結婚相談所への入会を考えているとき、すでにマッチングアプリを使っている方から多く寄せられるご相談があります。それは「結婚相談所に入会したら、今使っているマッチングアプリはやめなければいけないのでしょうか」という疑問です。相談所とアプリのどちらを選ぶべきかという比較はよく語られますが、実際には多くの方が「両方同時に使ってよいのかどうか」を知りたいのではないでしょうか。特に30代から40代で婚活を始める方は、これまでの人生でかけられる時間にも限りがあることを実感していらっしゃる分、限られた時間の中でどう出会いの場を組み合わせるかを真剣に悩んでいらっしゃいます。この記事では、結婚相談所とマッチングアプリを併用する際に知っておきたいポイントを、メリットと注意点の両方からお伝えします。
結婚相談所とマッチングアプリは併用できるのか
結論からお伝えすると、結婚相談所とマッチングアプリの併用を明確に禁止していない相談所は少なくありません。多くの相談所は成婚というひとつのゴールに向けてサポートする立場であり、その過程でどのような出会いの場を使うかは会員ご自身の判断に委ねられているケースが一般的です。
ただし、これはすべての相談所に当てはまるわけではありません。相談所によっては、専任のカウンセラーとの二人三脚での活動を前提とし、他の婚活サービスとの併用を規約で制限している場合や、活動報告の中で他サービスの利用状況を確認している場合もあります。併用を考えている方は、入会前や入会後の面談で、担当のカウンセラーに直接確認しておくことをお勧めします。規約は相談所ごとに異なりますので、この記事の内容を前提にせず、必ずご自身が検討している相談所に個別にご確認ください。
併用によって広がる出会いの可能性
併用の分かりやすいメリットは、出会いの母数が単純に増えることです。結婚相談所では、入会審査を経て真剣に結婚を考えている方々と出会える一方で、紹介される人数には限りがあります。マッチングアプリは登録のハードルが相談所より低いぶん、より幅広い年齢層や価値観の方と出会える可能性が広がります。
また、出会う層の違いも見逃せないポイントです。結婚相談所では、プロフィールや希望条件がある程度明確になった状態でお見合いに進むため、価値観のすり合わせがしやすい傾向があります。一方でマッチングアプリでは、メッセージのやり取りを重ねながら関係を育てていく過程そのものを楽しめる方も多く、出会いのきっかけの幅が広がります。相談所で身につけたプロフィールの書き方やデートの心構えは、そのままアプリでのコミュニケーションにも活かせますので、双方の経験が良い形で重なり合うことも少なくありません。
併用する上で気をつけたいこと
一方で、併用には時間と体力の面での負担が伴うことも正直にお伝えしておきたいと思います。相談所でのお見合いやカウンセラーとの面談に加えて、アプリでのメッセージのやり取りや複数の方とのやり取りを並行させると、想像以上に時間を取られてしまうことがあります。仕事や日常生活と両立させながら婚活を続けている方にとって、これは決して小さな負担ではありません。
さらに注意したいのが、いわゆる婚活疲れにつながるリスクです。複数のサービスで同時に多くの方とやり取りを続けていると、ひとりひとりと向き合う気持ちの余裕が失われてしまうことがあります。誰とどんな話をしたか分からなくなってしまったり、返信そのものが義務のように感じられてしまったりすると、本来大切にしたいはずの出会いへの前向きな気持ちが薄れてしまいかねません。併用そのものが良くないわけではなく、ご自身のペースを超えて活動量を増やしすぎることが負担につながりやすい、という点を意識していただければと思います。
また、相談所とアプリでは会話の温度感やペースが異なることも多く、両方を並行していると、それぞれの相手に合わせた言葉遣いや距離感の切り替えが必要になります。悪気なく相手を混同してしまったり、片方でのやり取りに気を取られてもう片方への返信が遅れてしまったりすると、せっかくの出会いのチャンスを狭めてしまうこともあります。無理のない範囲でやり取りする人数を決めておくなど、ご自身なりのルールを持っておくと安心です。
結婚相談所同士を掛け持ちする場合の注意点
マッチングアプリとの併用だけでなく、結婚相談所を複数掛け持ちすることを検討される方もいらっしゃいます。この場合に特に気をつけていただきたいのが、加盟している連盟の重複です。
多くの結婚相談所は、IBJのような結婚相談所連盟に加盟しており、加盟店同士で会員データを共有する仕組みを持っています。同じ連盟に加盟する複数の相談所に重ねて登録した場合、実質的に同じ会員データベースの中で活動することになり、思っていたほど出会いの母数が増えない、あるいは同じ方と別の相談所経由で再び紹介されるといったことも起こり得ます。掛け持ちを検討する際は、それぞれの相談所がどの連盟に加盟しているかを事前に確認しておくことをお勧めします。
また、相談所を複数掛け持ちすると、入会金や月会費といった費用もその分重なります。カウンセラーとの信頼関係を築きながら活動を進めていくスタイルの相談所であれば、担当者が複数に分かれることで、ひとりのカウンセラーに深く相談しづらくなる面もあるかもしれません。掛け持ちを選ぶ場合は、費用面と活動の負担の両方を見比べたうえで判断していただくことをお勧めします。
自分のキャパシティを知ってから併用を考える
ここまでお伝えしてきたように、結婚相談所とマッチングアプリの併用には、出会いの幅が広がるという利点と、時間や気持ちの余裕が削られていくという負担が同時に存在します。どちらが大きく出るかは、その方の生活リズムや性格、婚活にかけられる時間によって変わってきますので、一律に「併用したほうがよい」「併用しないほうがよい」と言い切れるものではありません。
大切なのは、併用を始める前に、ご自身がどれくらいのペースで婚活と向き合えるタイプなのかを把握しておくことです。QUEENS Marriage Designでは、無料のあなたの婚活タイプ診断をサイト内でご用意しています。約5分、匿名でも回答いただける診断で、ご自身が婚活にどのようなペースやスタイルで向き合いやすいのかを知る手がかりになります。併用を考え始めたタイミングで、まずご自身の傾向を確認してみるのもひとつの方法です。
結婚相談所とマッチングアプリの併用は、規約の確認さえ怠らなければ、多くの方にとって選択肢のひとつになり得るものです。ただし、それが本当にご自身に合った進め方かどうかは、実際に活動しているときの負担感やご自身の性格によって変わってきます。ひとりで判断がつきにくいと感じたときは、無理に結論を急ぐ必要はありません。QUEENS Marriage Designでは無料カウンセリングを通じて、併用を含めた婚活の進め方についてもご相談いただけます。ご自身のペースを大切にしながら、納得のいく形で婚活を進めていっていただければと思います。