「35歳」という数字を意識した瞬間から、婚活への向き合い方が変わってしまったという声を、私たちはよく耳にします。まだ本格的に動き出してもいないうちから何かに追われるような感覚になったり、これまでなら気にしなかった条件を急いで選ばなければと感じたり。婚活サイトを眺めているだけで胸のあたりが重くなる、そんな感覚を覚える方も少なくありません。その感覚は決して大げさなものではなく、多くの方が同じように通る道です。ただ婚活において本当に見つめるべきは、年齢という数字そのものではありません。その数字が自分の中でどんな焦りを生み、その焦りがどんな判断を導いているかという部分こそ、丁寧に見ていく必要があると私たちは考えています。この記事では35歳前後で婚活を意識し始めた方に向けて、焦りとどう向き合っていけばいいのかを一緒に整理していきます。
「35歳の壁」という言葉はどこからやってくるのか
婚活の情報を集めていると「35歳の壁」という言葉に何度も出会うことになります。この言葉は特定の統計や制度から生まれたものというより、周囲の結婚のタイミングやメディアで語られる婚活論、SNSで目にする他人の人生の進み具合など、複数の情報が積み重なって形作られてきた社会的な物語に近いものです。誰かが明確に定めた期限があるわけではないのに、繰り返し語られることで、まるで動かしがたい事実であるかのように感じられてしまう。それが「壁」という言葉の正体です。特にこの年代は仕事でも責任が増え、友人の結婚や出産の報告を耳にする機会も重なりやすい時期です。だからこそ余計に、自分だけが取り残されているような感覚が強まりやすいのだと思います。年齢によって変化する要素がまったくないとは言いません。ただそれは個人差の大きい話であり、一律に断定できる性質のものではないというのが実際のところです。まずはこの言葉が持っている重さを、一度自分の気持ちから切り離して眺めてみることから始めてみてください。
焦りが婚活の判断をゆがめるとき
焦りそのものは悪いものではありません。行動を後押しする力にもなります。ただ婚活の場面では、焦りが強くなりすぎることで判断そのものがゆがんでしまうことがあります。たとえば本当は違和感を覚えているのに「この機会を逃したくない」という気持ちが先に立ち、その違和感を見なかったことにしてしまう。あるいは条件のわかりやすさだけで相手を選んでしまい、時間をかけて向き合えば見えてきたはずの相性を見落としてしまう。年収や職業といった目に見える条件は比較しやすい分、焦っているときほど判断の中心に置きやすくなりますが、実際に日々を共に過ごすうえで効いてくるのは、価値観の合い方や会話の心地よさといった、比べにくい部分であることが多いものです。反対に「もう間違えられない」という緊張が強くなりすぎて、動くこと自体が怖くなり、結果として立ち止まってしまう方もいます。さらに厄介なのは、焦りながら選んだ結果がうまくいかなかったとき「やっぱり自分には無理だったのだ」と、婚活そのものではなく自分自身を否定する方向に気持ちが向かってしまうことです。妥協も見誤りも停止も、根っこにあるのは同じ焦りであることが少なくありません。大切なのは焦りを消すことではなく、焦りに判断のハンドルを渡さないようにすることだと私たちは考えています。
焦りの正体をまず言葉にしてみる
漠然とした焦りは、言葉にならないままだと実際以上に大きく重く感じられがちです。逆に言えば、自分がどんな場面で焦りを感じやすいのか、どんな価値観を大切にしたくて、どんな条件にこだわっているのかを少し具体的に言葉にできるだけで、気持ちの重さが変わってくることがあります。QUEENSでは婚活における自分の傾向を客観的に見つめ直すきっかけとしてあなたの婚活タイプ診断を無料でご用意しています。5分ほどの質問に答えるだけで、匿名でも受けていただける内容です。診断は良し悪しを判定するものではなく、今の自分がどんな進め方と相性がよさそうかを言語化するための材料です。たとえば人からのペースに合わせやすいタイプなのか、自分で納得してから動きたいタイプなのかがわかるだけでも、これから相談所を選ぶうえでの物差しが一本増えます。焦りの正体が漠然とした不安のままではなく、ひとつずつの要素として見えてくると、そこから先の選択がずっと落ち着いたものになっていきます。
急かさずあなたのタイミングでという約束
QUEENSがお約束していることのひとつに「急かさずあなたのタイミングで」という考え方があります。これは活動量を求めない代わりに何もしなくていいという意味ではなく、婚活を進めるペースの主導権を常にご本人が持っているという意味です。カウンセラーが一方的に活動を急かしたり、成果を数字で追い立てたりすることはありません。担当するカウンセラーは結婚相談所での実務経験を重ねてきた人間であり、35歳前後という年代特有の焦りや迷いにも、押しつけるのではなく寄り添う形で向き合います。QUEENSがこの姿勢を約束の一つに掲げているのは、ご家族ではなくご本人の意思を尊重するという考え方や、継続そのものを目的にしないという考え方とも根っこでつながっているからです。焦りを抱えたまま急かされると、その焦りはさらに強くなってしまいます。反対に自分のペースを尊重してもらえているという安心感があると、同じ婚活でも判断の質そのものが変わってきます。
年齢だけで結果が決まるわけではない理由
婚活において年齢は確かにひとつの要素ではありますが、それだけで結果が決まるわけではありません。実際には活動の質、つまり自分が何を大切にしたいのかがどれだけ明確になっているかという部分や、相談所やカウンセラーとの相性という、年齢とは別の変数が結果に大きく関わってきます。IBJに加盟する結婚相談所のネットワークには全国で約10万名の会員が登録されており(IBJ公式発表)、選べる出会いの幅そのものは決して狭いものではありません。大切なのは、その幅の中でどう向き合っていくかという進め方の部分です。同じ年齢であっても、自分の希望を言葉にできているかどうか、担当のカウンセラーと安心して話せる関係を築けているかどうかで、婚活の進み方は大きく違ってきます。年齢という変えられない数字にばかり意識を向けるのではなく、自分が変えていける部分に目を向けていただきたいと私たちは考えています。
焦りは一人で抱えているとどうしても大きくなりやすいものです。頭の中だけで考えていると同じ不安を何度も繰り返してしまい、出口が見えづらくなることもあります。誰かに話すだけで輪郭がはっきりして、扱いやすくなることも少なくありません。今どんな焦りを感じているのか、何にひっかかっているのか、まずは言葉にして誰かに聞いてもらうところから始めてみませんか。QUEENSでは無料カウンセリングにて、婚活を始める前の段階からお話をうかがっています。LINEでの相談も可能ですので、まずは気持ちを整理する場として気軽にご利用ください。35歳という数字に急かされるのではなく、自分自身のタイミングで一歩を踏み出していただけたらと思います。